L.AKenta

L.A. Kenta

20190323

いま、新車販売の9割はオートマ(PDKだとかも含む、いまゆる非手漕ぎ)だという。

 

そりゃそうだよね、フェラーリやランボルギーニでさえ、もう手漕ぎのマニュアル無いんだから。逆に誰が作って、誰が買うんだよ、と(ボクは買うよ)。

 

そんな中、『マニュアルしかなかった』996/997 GT3。964RSや993RS/GT2の流れを汲めば当然で、さすが『走りのポルシェ』と思ってたら、991のGT3でPDKオンリーになったw 「だってPDKのほうが(ギアの変速が)早いし(サーキットでのタイムが)速いから」ってのがポルシェの言い分。

 

それも正論。あと、「いっちゃん高い、ワルそーなやつ、くれよ」っていうあんちゃんにも売りたかったんじゃないかなー。ターボって、また違うし。

 

ボクは991 GT3のPDK化は正しかったと思うね。門戸を広げたというか。

 

で唸ったのが手漕ぎ好きの人たち。絶対的な速さより、ドライビング プレジャー重視な人たちとも言えるから(中には少なからず本気組もいると思うけど)。

 

「マジかよー、手漕ぎマニュアルないのかよー」って。

 

で、ポルシェが出したのが、911R。 991前期GT3をベースに羽根取って手漕ぎマニュアル化したクルマ。

 

これが投機ベースとして市場で価格が跳ね上がった。白ボディの緑のストライプで、到底カッコいいとは思えなかったけどねぇ。

 

ま、それに怒ってなのか、気にもしてないのか(気にはしてるか)、991.2 GT3でポルシェは手漕ぎマニュアルをカタログに戻してきた、と。『絶対的な速さも大事だけど、ドライビング プレジャーも大事』っていうポルシェからのメッセージなのか、『転売屋ザケンナよ』ってメッセージなのか。

 

ま、どっちにしろGT3に手漕ぎマニュアルが戻ってきたのはイイことだね、ってことで軽く見ただけで6台、市場に出てる。

 

ボク? ボクが991.2 GT3買うならPDKだね。理由は2つ、友達がPDKの991.2 GT3乗っててカッチョいい、あと991の手漕ぎ7速マニュアル乗ったことあって、そんなにギア変えてらんなかったから。

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

Close