Nori Tohyama

Nori Tohyama

20190328

 

F1マシンのひとつの完成形が、マクラーレンMP4/23(2008年)だと思う。

 

翌2009年からは空力レギュレーションが厳しくなりボディワークは強制的にシンプルに。さらにはKERS(エネルギー回生システム)も搭載して、F1のデジタル化も一気に進むことになる。

 

つまり「空力シャシー&ガソリンエンジン」という古典的レーシングカーの行き着いた先がこの2008年型だった。

 

ハミルトンはMP4/23で初のチャンピオンを獲得。さらにはこの栄冠を持ってして、マクラーレン総帥のロン・デニスがF1ビジネスより勇退。

 

今にして思えば、ロン・デニスが一度チーム指揮から離れたこのタイミングからマクラーレンの衰退が徐々にはじまっていったのもとても興味深かったり(その後また戻ってくるももう立て直せなかった)。

 

というわけでMP4/23。

 

鬼のような空力ボディでいたるところから羽根が生えてウネウネして最高にカッコイイのであります。

 

是非とも上の写真を拡大して眺めてみてください。すんごいカタチしてますので。カラーリングも最高。

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

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