L.AKenta

L.A. Kenta

20190328

東京で最も人気の高い一台はゲレンデ(メルセデス ベンツ Gクラス)な事は間違いの無い事実。

しかし一言にゲレンデと言っても、従来モデルでも新車で1,000万円のG350dから、1,500万円のG550、2,000万円のG63、そして3,500万円のG65までをディーラーで選ぶことができ、さらにデビューから40年近くが経つことからW460(W461)とW463それぞれのシャシーコードの中に、無数のグレードと特別モデルが存在する。

 

ま、例えば一言で「ゲレンデ乗ってる」って言っても、『台東区の中古車屋で買った走行20万キロのモデルイヤー1998年で350万円』のゲレンデもあれば、『12気筒ツインターボで、フェラーリより高い3,500万円のゲレンデ』まであって、面白いのはハッキリ言って普通の人が見たら『10倍の価格差があるその2台』は見分けつかないっちゃつかないってこと(クルマ好きから見たら天国と地獄、広瀬すずとつまみ枝豆くらい違うけど)。

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

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