Osamu Shimizu

Osamu

20190401

まんの悪い車

起業した15年前、
当時最高に走る車と言われたBMW M5に
“宇宙一よく効くブレーキ ブレンボ8Potを装備した
完璧なカスタムを施した。

けれど、
なぜかこの車に乗っていた2年の間に
3度オカマ掘ってしまった。

1度目は居眠り、
2度目、3度目は脇見……。

“宇宙一効くブレーキ”も踏まなければ意味がない。笑

免許を取って30余年…
乗ってきた無数の車では無事故の僕にとって
唯一、まんの悪い(※京ことばでいう運の悪い)車になってしまった。

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

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