L.AKenta

L.A. Kenta

20190303

初めてV12 Vantageを見たのは、オーストリアのサーキット、レッドブル・リンクだった。

 

なんかスゲークルマがいる、と思って遠山さんに聞いて教えてもらった気がする。

 

フリー走行枠で走りに来てた客なのか、レッドブル・レーシングの関係者だったのか。

 

とにかくボンネットにボコボコ穴が空いてて、「これくらい穴空いてないと、熱的なキツイですねん、12発なもんで」って感じがカッコよかった。

 

小さいボディに12発を詰め込んだクルマ、C65 AMGクーペがあったら、こんな感じなのかなって。

 

ちなみにこの個体は手漕ぎマニュアル。素晴らしい。

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

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