Nori Tohyama

Nori Tohyama

20190304

日焼けするのも苦手だし、アウトドアでテントに泊まるくらいなら家でアウトドア好きな人のインスタ眺めていたい、っていうくらいの人間だけれど、ことクルマの見栄えに関してはこういう「アウトドア感」がカッコイイ。

 

昨年アメリカのショーで見かけた、911SC(1978)のサファリ仕様。

 

もしも自分がこんな一台に乗っていたのなら、「タフな人生送ってますから」と言わんばかりに泥だらけのボディを頑張って保ちつつ(雨の日は乗らない、泥が落ちるから)、毎日せっせと都内を走り回るのに。

 

 

 

特集:東京ロールスロイス。

20190612

 

一台一台がビスポーク。

 

すべてのディテールがカスタムメイド。

 

どのファントムも内装は豪華で色鮮やかで、どのゴーストだって個性にあふれた世界に唯一の仕上がりで。

 

ロールスロイス自体がそんな特別なクルマだからこそ、この“異質”な一台に目が奪われる。

 

 

東京を走るこのカリナン。

 

インテリアに選ばれたのは、ベーシックなブラックレザーと、ほんの些細なネイビーのアクセント。

 

ダッシュボードの裏地部分、ドアパネルのアームレスト、そしてシートベルト。

 

最低限の箇所にとどめた、最低限のコントラストに抑えた、黒と紺のツートンカラー。

 

 

まるで全身ブラックのライダースジャケット、その襟の裏側にだけこっそりと同系色レザーを張るかのような。

 

香るか、香らないか。

 

ほんの小さな個性。

 

 

エクステリアも同様。

 

グリル、モール、ホイールをブラックアウトし、黒と紺のツートンに。

 

 

世界最高峰ブランド。

 

世界に一台のビスポーク。

 

だからこそすべてを最小限に。そしてもっとストリートに。

 

そんな、東京ロールスロイス。

 

 

(Text & Photo:Nori Tohyama)

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